SINRA White Paper
日本語
日本語
  • SINRAについて(サマリ)
    • あなただけの蝶を手に入れよう
    • プロジェクトの仕組み
    • Regenerative NFT
  • 1. Introduction
    • 1-1. はじめに
    • 1-2. SINRAの3つの特徴
  • 2. 自然資源由来のカーボンクレジット
    • 2-1. NBS(Nature Based Solution)
    • 2-2. カーボンクレジット
    • 2-3. カーボンクレジットとオフセット
    • 2-4. ソーシャルインパクト
  • 3. Regenerative NFT
    • 3-1. NFT購入から自然資源再生の流れ
    • 3-2. 多元的な価値を持つRegenerative NFT
  • 4. カーボンクレジットとRegenerative NFTとの関連
    • 4-1. Regenerative NFTの状態
    • 4-2. Regenerative NFTが表章する権利
    • 4-3. カーボンクレジットとRegenerative NFTとの連結の流れ
    • 4-4. カーボンクレジットの二重計上の防止
    • 4-5. SINRAがカーボンクレジットの創出を促進する理由
  • 5. SINRAのRegenerative NFTの仕様
    • 5-1. 購入単位
    • 5-2. ステータスとアートの描画
    • 5-3. カーボンクレジットの創出年度
    • 5-4. NFTの有効期間と有効期限
    • 5-5 環境価値創出の不確実性
    • 5-6. トレーサビリティ
    • 5-7. オフセット
    • 5-8. ユーティリティ
    • 5-9. 2次流通
    • 5-10. Regenerative NFTの持続可能性
  • 6. アーキテクチャー
    • 6-1. 構成
    • 6-2. SINRAシステムが保持する情報
    • 6-3. コントラクトが保持する情報
    • 6-4. メタデータ仕様
    • 6-5. 管理画面
    • 6-5. SINRAシステムのセキュリティ対策
  • 7. マーケットプレイス
    • 7-1. プライマリーセール
    • 7-2. 価格
    • 7-3. 手数料
    • 7-4. セカンダリーセール
    • 7-5. カーボンオフセット
  • 8. Regenerative NFTを保有するメリット(個人・法人)
    • 8-1. 個人のメリット
    • 8-2. 法人のメリット
  • 9. ガバナンス
    • 9-1. SINRAのプロダクト開発に関する決定
    • 9-2. Regenerative NFTホルダーのコミュニティ
  • 10. NFT発行企業
    • 10.1 NFT発行企業
  • Group 1
    • [参照文献]
GitBook提供
このページ内
  1. 2. 自然資源由来のカーボンクレジット

2-1. NBS(Nature Based Solution)

NBSは国際自然保護連合(IUCN)によって「社会課題に効果的かつ順応的に対処し、人間の幸福及び生物多様性による恩恵を同時にもたらす、自然の、そして人為的に改変された生態系の保護、持続的な管理、回復のための行動」[1]と定義されています。

NBSが取り組む社会課題の範囲には、気候変動(適応と緩和)災害リスク削減、生態系の劣化、生物多様性の損失、食糧安全保障、人間の健康、経済開発、水の安全保障が含まれます。NBSはこれらのうち、単独、または複数の社会課題がエントリーポイントになり得ますが、そのスコープ内で進化していくことで、その他特定の課題も特定され解決される可能性があります。

NBSの効果としては、様々な推定値が示されていますが、2050年までに温室効果ガスの排出量をネットゼロにするために必要な費用対効果の高い気候変動緩和策の約3分の1を提供できるといわれています[2]

SINRAでは気候変動に関する多くのソリューションの中で、インパクトが大きく、付随した多くのベネフィットがある自然環境の維持・再生に注力してまいります。

前へ1-2. SINRAの3つの特徴次へ2-2. カーボンクレジット

最終更新 1 年前