5-3. カーボンクレジットの創出年度

4-1で表記されている通り、未認証カーボンクレジットNFTは対象となるカーボンクレジットは未創出の状態のままです。カーボンクレジットは森林整備、モニタリングのプロセスを経て創出されることになります。

未認証カーボンクレジットNFTのメタデータ(詳細は6-3参照)上の”年度”がカーボンクレジットの創出年度を表しており、その内容を確認することで対象となるカーボンクレジットの創出タイミングをおおよそ認識することが出来ます。

例えば、年度の表記が

 ”2024 - 2025”

となっている場合、2024年度と2025年度の2年分の吸収量の測定(モニタリング)を2025年度の終わりに実施するという意味合いになります。モニタリングを実施した後、認証機関の審査やクレジット発行手続きの処理に時間がかかることから、上記の例の場合、2026年度中のどこかに創出されることなります。

ただし、モニタリング自体の実施の遅れや、認証機関の審査の遅れ等により、クレジット創出時期は前後することがございます。詳細はSINRAのdiscord上でもご案内してまいります(9-2参照)。

最終更新