5-4. NFTの有効期間と有効期限
Regenerative NFTには有効期間があらかじめ設定されています。
有効期間を設定した理由として、Regenerative NFTは不特定多数の国内外の個人・法人の方が保有しますが、保有する権利を持ったままその存在を忘れてしまった場合、その表章している環境価値がオフセットされないまま行き場を失ってしまうリスクがあるためです。
上記のリスクに対応するため、Regenerative NFTでは以下の条件で有効期間を設定しております。期間は年数で設定され、プロジェクトやプロジェクト期間ごとに異なります。
有効期間が適用されるのは、Regenerative NFTの対象プロジェクトが承認済(環境価値創出済)のステータスの場合です。また、有効期間の開始日は、Regenerative NFTが移転されることにより移転日に再設定されます。
すなわち、Regenerative NFTの有効期間開始日は以下のいずれかのタイミングとなります。
・プロジェクト承認済(環境価値創出済)のRegenerative NFTをMINTまたは移転したタイミング
・プロジェクト未申請、申請中または承認済(環境価値未創出)時にMINTされ、その後プロジェクトが承認済(環境価値創出済)になったタイミング
なお、環境価値移転済、失効状態のRegenerative NFTには有効期間は適用されません。
有効期間開始日から有効期間が経過したタイミングを「有効期限」とし、有効期限を超過したNFTは「有効期限切れ」の状態となります(4-2参照)。
有効期限は以下で計算されます。
「有効期間開始日の翌日0:00を起点とし、有効期間経過後の0:00を有効期限とする」
ここで、各日付、時刻のタイムゾーンはUTCを基準とします。
例えば、有効期間開始日が2023/7/15 7:47JSTで、有効期間8年間の場合
有効期間開始日は、2023/7/14 22:47UTCなので、翌日の2023/7/15が起算日となり、有効期限は2031/7/15 0:00UTC(2031/7/15 9:00JST)となります。
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