住民の定義
Local Coopによる持続可能な自治の在り方を考えるうえで、”物理的に地域に住む住民”と”デジタル住民”が共存し、共に支えあう姿を作っていく必要があります。それぞれについての定義を以下に記載いたします。
・リアル住民
‥住民票が地域にあるかどうかにかかわらず、物理的にその地域に関与している人をリアル住民として定義します。具体的には、居住地や労働場所などがその地域にある人を想定します。物理的にその地域にいることを通じ、何かしらの生産・消費行動を通じて地域に関与していることから、より地域をよくしたいというモチベーションを持ちLocal Coopのプロジェクトに関与していただきます。
・デジタル住民
‥Local Coopにてデジタル住民票という仮想的な地域とのつながりを示すIDを発行します。デジタル住民票を購入した人をデジタル住民として定義します。デジタル住民票の購入という行為を通じて地域の活動へのコミットメントを表明しており、Local Coopのプロジェクトに広くかかわることで人口減においても持続可能な自治を目指します。
便宜上、本文書には「リアル住民」「デジタル住民」という記載をしますが、
・物理的に地域に住んでいるが住民票は別の場所にある
・仕事場が地域にあるが居住地が別の場所にある
・出張や旅行等で数多く地域に訪れる
など、実際にはその線引きは曖昧であり、今後はより曖昧さを許容しながら個人が複数の地域に所属できる世界を目指します。
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